WireShark(旧 Ethereal)
http://www.tomoyan.net/dokuwiki/doku.php/windows/wireshark
WireSharkはネットワーク プロトコル アナライザ(Network Protocol Analyzer)である。
インストール
Wireshark: Go deep.の Get WireShark Now を開き、Stable Release (x.x.x) の Windows Installer をクリックして wireshark-setup-x.x.x.exe をダウンロードする。
wireshark-setup-x.x.x.exe を実行してインストールを行う。
セットアップ ウィザードに対して、すべて[Next >]ボタンで応えてインストール。
Windows XP にてループバック インタフェースをキャプチャする方法
Windows XP では、WireShark の Capture Interfaces の画面に ループバック インタフェース(Loopback interface - 127.0.0.1)が表示されない。(Windows Server 2003 では MS TCP Loopback interfase、Linux では lo と表示される)
ここでは、MS Loopback Adapter を利用して、Windows XP にてループバック インタフェースをキャプチャする方法を説明する。
1.
MS Loopback Adapter をインストールする。
1.
[コントロール パネル]→[ハードウエアの追加]→[次へ]。
2.
[はい、ハードウェアを接続しています]を選んで[次へ]。
3.
[インストールされているハードウェア]から[新しいハードウェア デバイスの追加]を選んで[次へ]。
4.
[一覧から選択したハードウェアをインストールする]を選んで[次へ]。
5.
[ネットワーク アダプタ]を選んで[次へ]。
6.
製造元: Microsoft の Microsoft Loopback Adapter を選んで[次へ]。
2.
MS Loopback Adapter の設定。
1.
MS Loopback Adapter のローカルエリア接続のプロパティを開く。
2.
IPアドレス: 192.168.0.1、サブネット: 255.255.255.0 に設定。(IPアドレスは未使用のものであれば何でもよい)
3.
コマンド プロンプトにて、以下のコマンドを実行する。
> ipconfig /all →loopbackのMACアドレスを調べる。
Ethernet adapter ローカル エリア接続(Loopback):
Connection-specific DNS Suffix . :
Description . . . . . . . . . . . : Microsoft Loopback Adapter
Physical Address. . . . . . . . . : 02-00-4C-4F-4F-50
Dhcp Enabled. . . . . . . . . . . : No
IP Address. . . . . . . . . . . . : 192.168.0.1
Subnet Mask . . . . . . . . . . . : 255.255.255.0
IP Address. . . . . . . . . . . . : fe80::4cff:fe4f:4f50%6
Default Gateway . . . . . . . . . :
DNS Servers . . . . . . . . . . . : fec0:0:0:ffff::1%1
fec0:0:0:ffff::2%1
fec0:0:0:ffff::3%1
> arp -s 192.168.0.1 02-00-4C-4F-4F-50 →ARPテーブル追加(自分で調べたMACを入力)
> arp -a →確認する
Interface: 192.168.0.1 --- 0x10004
Internet Address Physical Address Type
192.168.0.1 02-00-4c-4f-4f-50 static
> route -p add 192.168.0.1 192.168.0.1 mask 255.255.255.255 →Routeintテーブル追加
> route print →確認する
===========================================================================
Interface List
~省略~
===========================================================================
Active Routes:
~省略~
===========================================================================
Persistent Routes:
Network Address Netmask Gateway Address Metric
192.168.0.1 255.255.255.255 192.168.0.1 1
3.
ARPテーブルはリブートすると消えてしまうので、arpコマンドはbatファイル化しておくと良い。
[arp_regist.bat]
arp -s 192.168.0.1 02-00-4C-4F-4F-50
上記の手順で MS Loopback Adapter をキャプチャすることで、ループバック インタフェースをキャプチャするのと同じ結果が得られる。
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