結構わかりやすいクラウドコンピューティング市場/技術を俯瞰する図が見つかった。とりあえずメモしておく
クラウドコンピューティング市場/技術を俯瞰する図
http://zen.seesaa.net/article/102767778.html
<<AmazonvsGoogleCloud.jpg>> <<CloudAppServiceMarkus-thumbnail2.jpg>> <<CloudIaaSMarcus-thumbnail2.jpg>> <<CloudPaaSMarkus-thumbnail2.jpg>> <<CloudLevel.jpg>>
5tweetsretweet
このエントリーを含むはてなブックマーク http://b.hatena.ne.jp/entry/http://zen.seesaa.net/article/102767778.html
2008年はクラウドコンピューティングの年になる。そのようなことを昨年末に書いた覚えがある(この記事)。バズワードとしてWeb2.0が陳腐化してきた昨年あたりから脚光を浴び始めたのが,クラウドコンピューティングである。
確かに旬のテーマになってきた。でもしばらくウォッチしていないと,方向感覚を失ってしまっていた。クラウドコンピューティング市場/技術の全体像をビジュアルな図で紹介しているブログに出会ったので,取り上げて見る。
ドイツの技術リサーチャーMarkus Klems氏 (Research assistant at Germany-based FZI Research Center for Information Technology)のブログである。最初の図は,クラウドコンピューティングのプレーヤーを示している。
<<ClowdPlayer-thumbnail2.jpg>>
Merrill Lynchの"The Cloud Wars: $100+ billion at stake" (07 May 2008)で登場していたプレーヤーを取り上げ,位置づけした図である。 Merrill Lynchによると,クラウドコンピューティング市場は,2011年には1600億ドル規模になると予測している。そのうち950億ドルがbusiness and productivity apps (email, office, CRM, etc.) 分野で,残り650億ドルはonline advertising分野になるという。また別のブログで,同市場の主要ベンダー一覧表Cloud Vendors 作成されている。日本のプレーヤーが見当たらないのが,いつもながら寂しいが・・・。
クラウドコンピューティングは雲をつかむような世界なので,次のように分解して見ると,なんとなくわかってくる。
CloudLevel.jpg
IaaS(Infrastructure as a Service),PaaS(Platform as a Service),そしてApps & Servicesについては,以下の図で説明している。
*Infrastructure
CloudIaaSMarcus.jpg
*Platforms
CloudPaaSMarkus.jpg
*Apps & Services
CloudAppServiceMarkus.jpg
Markus Klemsは,他の人の意見を聞きながら,こうした図を改良していきたいという。つまり,図を介して,クラウドコンピューティングの動向について議論したいのだろう。
彼もまた,他人の図も取り上げて紹介していた。彼が絶賛していたのは,ビジュアル表現の達人として知られているDion Hinchcliffe氏の 「Google Service stackと Amazon Web Servicesの比較図」である。このような図は,クラウドコンピューティングの動向を整理する上で役に立つ。
(ソース:Comparing Amazon's and Google's Platform-as-a-Service (PaaS) Offerings, by Dion Hinchcliffe)
0 件のコメント:
コメントを投稿