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>>> 編集雑記：子供のサインを見逃さない
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小学２年生のＸ子さんは、おとなしくて内気な女の子。秋のある日、急に
「左足が痛い。歩けない」と訴えて病院へ。ところが、レントゲンを撮って
もとくに異常はない。Ｘ子さんは仮病、それともウソつきなのか——。
答えはＮＯ。病変はなくても、Ｘ子さんの痛みはホンモノでした。児童精
神科医の山登敬之（やまと ひろゆき）先生は、こう説明します。「子供は
自分の置かれた状況を理解する力や、自分の気持ちを言葉で伝える力が不十
分。つらいと言葉で言えないから、心の問題が体の不具合やいつもと違う行
動として表れることが多くなるんです」
長年子供のカウンセリングをしていらっしゃる、子供家庭教育フォーラム
の富田富士也先生にもお話をお伺いしました。難関志望校に楽々合格できそ
うなほど成績優秀な小学六年生が、突然警察沙汰を起こした。小学四年生に
なった娘が最近手がかからなくなったと安心していたら、少しも向き合って
くれない親を見捨てて援助交際まがいの行為に走っていた——「いい子」たち
の声にならない悲鳴が聞こえるようで、何度も絶句してしまった取材でした。
親自身が思っている以上に、子供にとって親は大きな存在です。親が喜ぶ
と自分もうれしい——そう思って自分自身も気がつかないうちに無理を重ね
る子供たちが大勢います。子供たちの無理に甘えるのではなく、言葉として
現れない彼らのストレスに、大人としてしっかり目配りしてやりたいと思い
ます。
本日発売の弊誌２月号『子供の体を絶好調にする法』は、体調悪化を防ぐ
暮らしの工夫や子供のストレス対策、免疫力アップのための献立など、子供
の心身のコンディションを保つヒントがいっぱい。受験本番に備えた入試当
日の朝の声がけ法、一流校の生徒に聞いた冬休み向けの頭が良くなる玩具な
ど、さまざまなお役立ち情報も満載です。ぜひお手にとってご覧いただけれ
ば幸いです。
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究明！ 家に潜む体調悪化の原因３０
木枯らしが吹く季節に家族を暖かく迎えるはずの「家」。
しかし部屋のあちらこちらにわが子の健康をおびやかす危険が隠れている。
ダニ・カビの専門家・大学教授・内科医が、ズバリ指摘します。
・「病気知らずの家になる」冬の生活見直し大作戦
風邪をひきやすい人とひきにくい人がいる。
かかっても軽い人と重くなる人がいる。
実はそれ、体質のせいだけじゃなく、日々の暮らし方に原因があった。
・ストレス過多で落ちこぼれた６つのケース
心に抱え込んだつらさを言葉でうまく言えないのが子供の特徴。
気付いてやれずに放置すればたいへんな事態にも。
わが子のストレスサイン、早めに気付いてやれますか？
・入試日の朝、合格を確実にする「魔法の声かけ」とは
「わたし大丈夫かなあ・・・・・・」直前の不安に襲われるわが子。
誰もが緊張するこの時期、親の一言が受験結果を左右する。
わが子をサポートしてきた日ももう終わる。
後悔のないように笑顔で送り出してやりたい。
・頭のいい子が夢中になった玩具４５連発
毎年ご好評をいただいている年末年始のプレゼント特集。
今年は憧れの有名校に通う生徒さんたちが登場。
小学生におすすめのテーブルゲームや知育ソフトを選んでもらいました。
その他の記事
・アニマル浜口流 図太く生きるためのセオリー
・東大名誉教授が監修 みるみる意欲がわく体操法
・「お母さんの解き方は古い！」中学受験問題はどれだけ変わったか
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